Steam版DIVAが急に来た
初音ミク Project DIVA MEGA39’s+ のSteam版が特に予告なくいきなりリリースされた。
既に持っていたPS4用の小型専用コントローラはそのままでは使えなかったものの、試行錯誤の結果最終的に認識させることが出来たので、設定方法について共有しておきます。
ついでに、このコントローラについての日本語情報が未だにほとんど無さそうだったので簡単に紹介します。
store.steampowered.com
製品
ipegaというメーカーが(おそらく勝手に)出している専用コントローラを買った。
購入当時はPS4のFTDX用として手に入れたが、設定をいじればSteamでも使えた。
幅は29cmしかなく本格的なものよりかなり小さい。DIVALLERなんかだと68cmあるので、だいたいアーケード版の半分くらいの大きさらしい。
△○が片手で同時押しできるくらいの大きさで、場所を取らず取り回しはかなりよい。
値段も7000円くらいで結構安い。
使っている様子等は以下のレビュー(英語)が分かりやすい。
www.youtube.com
仕様等の簡単な補足
- 4ボタン+スライダーに加え、それ以外のボタンやスティックも付いている
- 使わないと思いきや十字キーは結構便利
- スライダーは左半分始動がX軸、右半分始動がZ軸の入力になる
- 片側に指2本を置いて同時スライドを片手だけで入力するような操作(高難易度曲でたまに使う)は、このコントローラではACと違い効かない
- ゲーム側ではアーケードコントローラではなく普通のゲームパッドとして使用する。スライダーでの選曲はできない
- 触りっぱなしでの連続入力は入りにくい。一入力ごとに意識的に放したほうが安定する
- USB Type-Cのメス端子で接続する (着脱可能/任意のケーブルを使用可能)
- 静音設計と書いてあるが結構うるさい
- ボタンはなんとGATERON黒軸(キーボード用のスイッチ)が使われている
- よくある十字ステムに乗っているクソデカキーキャップがボタンの実体
- 実質ほぼ自作キーボードみたいなものなので、半田付けで別のスイッチにおそらく換装可能
内部構造
Steam用の設定
以下の設定をしたらSteam版で使えるようになった。分かれば結構単純だった。
- Steam>設定>コントローラ>一般のコントローラ設定 を開く
- PlayStation設定サポートをONにする
- 検出されたコントローラ より手動でキーアサインする
- 完了 (あとは必要に応じてゲーム内で調整)
ちなみにSwitch版のコントローラもファームウェアを書き換えてPS4用にすると認識するらしい。(未確認)
steamcommunity.com
おわり
ACとスケールのぜんぜん違う簡易的なコントローラとはいえ、ちゃんとした配置でスライダー付きで遊べるのはパッドで遊ぶのとは雲泥の差なので、お手軽環境としては悪くない選択肢なんじゃないかと思う。