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謎の激安カプセルホテルグループになりつつある謎の激安居酒屋グループ「有限会社飯田」

経緯

カプセルホテルを常用する雑な暮らしを最近やっている。
de0.hatenablog.com
その中で、安宿の有力な選択肢として、「単語+地名+ホテル」の系列店には何度も泊まっていた。
これは共通の店名を持たず運営も不明な宿で、母体についての謎を抱えたままこれまで使い続けていたが、上記の記事がちょいバズしたおかげで、コメントや反応からヒントが得られて答えに辿り着くことができた。

自分の中で長いこと未解決だった謎の解明が出来て嬉しかったので、答え合わせのついでに、業態変更の現状と、宿の共通システムについて紹介する。

謎の激安居酒屋グループについて

このグループについては以下のブログが世界一詳しい。
www.gekiyasu-beer.com
(お通しで約400円取られるが)一杯200円前後で酒が飲める激安居酒屋グループで、「有限会社飯田」が経営している。
この会社がホテル業に進出していたことも、自分が今更気付くよりもかなり前から、上記ブログでは既に言及されていた。流石。


今思えば、居酒屋由来を示すヒント(というかほぼ答えに近いレベルの情報)は、宿泊していて各所にいくつもあった。

  • 宿泊者用冷蔵庫が中身が見えるショーケース型だった
  • ラウンジに料理用エレベーターや業務用シンクがそのまま残されていた
  • 近隣の居酒屋案内が室内に貼ってあった
  • 一部店名が居酒屋時代の使いまわしだった

ただ、居酒屋とホテルとではあまりに業種が違いすぎて、自分の中でここまで全然関連を結びつけることが出来ずに終わってしまっていた。


料亭っぽい店構え


徐々に値上げし続けてるがまだ安めではあるレモンサワー

居酒屋の状況とホテルのリスト

飯田系列と思われる居酒屋の2026/1時点の現状について、分かる範囲で調べた。
(他にも対象店舗や業態変更等情報あれば教えてください)

居酒屋 現状
新橋「コン」 新橋コンホテル
新宿「ムサシ」 新宿ニッカホテル
浅草橋「みかみ」 みかみ浅草橋ホテル
神楽坂「竹ちゃん」 日の出神楽坂ホテル
目黒「みどり」 目黒みどりホテル
竹橋/大手町「かもん」 大手町かもんホテル
荻窪「とんぼ」 荻窪とんぼホテル
大塚「ルビー」 ロードス大塚ホテル
茅場町/日本橋「つくし」 茅場町つくしホテル
三田/田町「カモメ」 わさび三田ホテル
新橋「たぬき」 (居酒屋継続中)
虎ノ門「リトルタイガー」 (居酒屋継続中)
渋谷「すみれ」 (居酒屋継続中)
渋谷「はっち」 (居酒屋継続中)
渋谷「河童」 (居酒屋継続中)
表参道「中西」 (居酒屋継続中)
表参道「中華料理 青山ふーちん」 (居酒屋継続中)
五反田「ニューぼたん」 (居酒屋継続中)
新宿「やまと」 (居酒屋継続中)
新宿「めだか」 (居酒屋継続中)
神田「すすむ」 (居酒屋継続中)
水道橋「あひる」 (居酒屋継続中)
麹町「リンダ」 (居酒屋継続中)
六本木「松ちゃん」 (居酒屋継続中)
六本木「小松」 (居酒屋継続中)
池袋「小池」 (居酒屋継続中)
神楽坂/飯田橋「竹子」 (居酒屋継続中)
赤坂「ぼん」 (居酒屋継続中)
三田/田町「ヨット」 (居酒屋継続中)
虎ノ門「小虎」 閉店
原宿「中華料理 原宿ふーちん」 閉店
原宿「ゆかり庵」 閉店
新宿「アルプス」 閉店
下北沢「ロージー 閉店
広尾「のぼる」 閉店

閉店した居酒屋店舗の多くをホテル化していっているようだ。
大手町かもんホテル、茅場町つくしホテル、新橋コンホテル については比較的最近オープンしており、今も店舗数を徐々に増やしてる最中だった。


一部店舗では有限会社飯田名義で求人も出していた。
有限会社飯田のバイト/アルバイト/パートの求人情報
有限会社飯田の求人一覧



飯田系列のホテルについて

宿の共通の仕様として、どの宿もだいたい以下のような作りになっている。



チェックインはタブレット方式。
予約時の情報を入れ顔や身分証を写真撮影すると、扉の解錠用暗証番号と部屋番号が表示される。



暗証番号を入れて入室する。



靴箱には使い捨てスリッパ付き。この価格帯の他の安宿では見たことないサービス。



列が数字、上下がABで表記されるのが特徴的な部屋割。予約サイトの館内写真でこれを見ると一発で飯田系列を見分けられる。



貴重品ロッカーは無料で使える。



寝床。
この価格帯で耳栓、歯ブラシ、貸タオル大小1枚ずつが無料で付いてくるのはすごい。



水回りは結構充実している。ここは3台と小規模な方だが、場所によってはヤケクソ気味に9台くらいあることもある。



ユニット型のシャワーが複数部屋用意されている。ボディソープ、シャンプー、リンスは無料。風呂は無し。


おわり

値段は平日一泊3000円前後が基本で、タイミング次第では2000円代前半もたまに狙える。
安宿では何らかの割り切り要素があるのが一般的だが、この系列は必要最低限な要素を抑えた上で低価格を保ち続けており、企業努力を感じる。

寝れれば良いという人にはかなり使い勝手のよい宿なので、個人的にはこの路線で更に拡大を続けてくれると嬉しい。
残っている居酒屋店舗や、既に閉店済の店舗はこれからどうなるのか、今後の動きにも注目している。


関連過去記事

de0.hatenablog.com