動機
Atmoph Windowという世界の風景を表示する製品がある。良さそう。
atmoph.com
コンセプトはなかなか魅力的なんだけど、本体が4.5万する上に毎月980円の課金が必要になる。強気の本体価格なのに加え、無けりゃ無くても困らない置物を成立させるために永続的に毎月千円吸われ続けるのは個人的には結構抵抗がある。
高品質な風景の撮影コストの回収にはある程度仕方ないんだろうなとは思うけど、ハードウェア的には要は画面に動画流せりゃ何でも成立しそうに見える。
いい感じの動画ソースさえあれば、適当に有りもの組み合わせて代替はどうとでもなりそう。
window-swap.com
探してみたらうってつけのWebサービスが見つかった。
window-swap.com
窓からの風景を集めて流してくれるWebサービスで、ユーザ投稿の動画を追加していっているとのこと。
単にブラウザでページ開くだけで済んでしまう。動画のスクレイピング等も視野に入れて探していたんだけどそれさえも必要無くなった。
Fully Kiosk Browser
フルスクリーンでオートリロードできるブラウザなら何でもよい。以下の2箇所設定して飾ればもう完成。
- Web Content Settings > Start URL
- Web Auto Reload > Auto Reload on Idle
- 3600 sec (リロードで別の風景に切替) ※追記:今の仕様だと不要
MacroDroid
必要な内容はもう上記だけで9割方終わってるんだけど、夜中光られると邪魔なので、照度センサーの値を参照させて照明に連動してもらうことにする。
play.google.com
各種トリガーをもとに自動制御するアプリ。照度以外の制御もいろいろ可能。
以下のマクロを追加
- 光センサー ~まで減少 5.0lx → 画面をOFFにする
- 光センサー ~まで増加 20.0lx → 画面をONにする
以下の設定を変更
- 設定>トリガーオプション>光センサートリガー>光センサーのバックグラウンド更新間隔
- 2分 (無効以外なら何でもよい)
装飾
黒縁のままでも行けるが若干味気ないので、物理的に何か外装を盛ることにした。
ダイソーにかなり丁度いい木製ケースがあった。これに適当にケーブル穴削って入れたら終わった。完成。
タブレットはauのQua Tabを使った。それなりのサイズの画面のAndroidなら何でもよい。
(黒いケーブルが目立つので後でカバーで隠した)
試してないけど出来そうなバリエーション案
- ハード側
- ソフト側
- 動画ソースを landskip.jp にする (動画選択とフルスクリーン化の処理が必要)
- Relax Windowを使う
- YouTubeのプレイリストにそれっぽい動画を集めて流し続ける (プレイリストの手動管理が必要)
- 常時配信系のストリーミングを流し続ける (簡単に出来るが内容は固定される)
- 例 (余分なロゴ表示等が無くてあまり派手に動かないものがよい)
- 宇宙:NASA Earth from Space - Space Station Earth Viewing cameras - YouTube
- 自然:- YouTube
- 車窓:Winter Cab View from two of the most SCENIC RAILWAYS in the WORLD - YouTube
- 暖炉:Fireplace Burning & Blizzard Snowstorm Sounds | Crackling Fire Sounds & Arctic Howling Wind Blowing - YouTube
- 水槽:CORAL REEF AQUARIUM COLLECTION 「24/7」 🔴 Relaxing Music for Sleep, Study, Yoga & Meditation - YouTube
- 例 (余分なロゴ表示等が無くてあまり派手に動かないものがよい)
おわり
HW品質はさておき、WindowSwapが良いおかげでほぼタダみたいなコストで簡単にそれっぽいものが出来るので、妥協の選択肢としては有りかもしれない。
追記:外装を変えた
de0.hatenablog.com